こころとからだのナビゲーター〜 BodyTalk、心理カウンセリング、占星術〜                                              みやびの道・・人生という道をゆく・・・
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紅葉の季節、急に思い立って
透明な秋の光の中、上野の森に出かけてきました。

自覚はないのですが、友人からは時間の使い方がうまいね、と言われます。
 今、と感じたら行動は早いかもですが、
体をおざなりにしてしまうのでいいのだかなんだかです。。(^_^.)

今回の目的はルーベンス展とフェルメール展。
次はいつ来れるかわからないので思い立った時に、
一度に両方の展示を見ちゃおうという盛りだくさんな企画。
 
まずは上野の森美術館のフェルメール展へ。
たぶん混むだろうと前売りチケットを購入。
時間制の入場になっていましたがやはり長蛇の列!
でも待つ間、秋のキラキラの木漏れ日が降り注ぎ
癒しの時間となりました。

フェルメール展は想像以上の混雑。
入り口で無料の音声ガイドが渡されます(女優の石原さとみさんの声)
すべての展示画の説明が記載されたハンドブックもいただけます。
入館料が前売りでも2500円もするのは
これらのサービス料も込みということですね。。
お陰様で絵だけをじっくり鑑賞でき
混雑の割には導線がスムーズに感じました。

フェルメールは17世紀のオランダを代表する画家。
始めは物語画でしたが人々の日常を題材とする風俗画を描き始めました。
今回は35点の作品中9点が公開されています。
細かく吟味された構図、繊細な光を表現した絵は、
日常の何気ない動作の動きの一瞬をとらえて、
その瞬間の静止の中に永遠の時間を包み込んでいます。
 
今にも人物が次の動作を始めるような、
ミルクを注ぐ音が聞こえてきそうな、
その間の静かな静かな一瞬の時間。

暗幕に覆われたフェルメール・ルームは静謐な空気の異世界。
フェルメール・ブルーと呼ばれる青が心に染み入ります。

人が多いとやはり疲れますね(^_^.)
しばしカフェでひと休み。
傾き始めた秋の夕陽が公園に光と影を生んでいます。

続いては国立西洋美術館のルーベンス展へ
ルーベンスはバロックと呼ばれる壮麗華美な美術様式が栄えた
17 世紀ヨーロッパを代表するフランドル(現在のベルギー)の画家です。
彼は大工房を構え、王の画家にして画家の王、と言われるように
宮廷や教会に依頼され多くの作品を残しており
同時代以降の画家達に大きな影響を与えた人物です。
 
今回はイタリアの影響に焦点を当てた
近年では最大級の規模の展示会です。
こちらは空いていてベンチに腰掛けてゆっくり鑑賞もできました。
フェルメールと同時に見る人は少ないですよね。。

アントワープ大聖堂のビデオも公開されており、
フランダースの犬、のネロも見た三連祭壇画も見れます。

キリストの死の題材も多く、すべての絵が圧巻で息が止まります。
今、目の前で繰り広げられているような臨場感。
会場が地下ということもあり密室の異世界に入り込んだよう。
誰もいなくなった夜中に、描かれた者たちがうごめいているに違いない!

鑑賞を終えて外に出るとまだ5時なのに真っ暗な三日月の夜の空。
まだ異世界にいるような感覚で上野の森を後にしました。

2つ掛け持ちの絵画鑑賞は2つの世界への旅。
さすがに体の疲れも感じましたが、
絵から溢れ出る作者や描かれた人物のいろんな思いが
潜在意識に溶け込みすぎてしまって頭がクラクラ。

その夜は夢見が悪く、ルーベンスとフェルメールがごった煮状態。
翌朝の目覚めも悪いのなんの。。(@_@;)

時間の消化は上手いかもですが、体力消化と、
意識の経験の消化力も考慮しないと、ですね。。

☆フェルメール展は2019年2月3日まで
 ルーベンス展は1月20日まで

1月20日までなら2つの世界を同時に旅できますよ~(笑)



















今年も11月を迎えましたね。
神楽坂の街路樹も彩りを増してきました。
神楽坂の秋と言えば毎年恒例の“街飛びフェスタ”
 
今年も企画が盛りだくさん!
イベントのポスターがぎっしりです
 
和と洋がミックスされた神楽坂の文化を楽しみ
創造性をより豊かに、交流をより豊かに♪
街が一つになってより大きな力を生む。
どうぞ皆様もお気軽に足をお運びくださいませ♪
イベントプログラムはこちらをご覧ください。


http://machitobi.org/


毎年、毘沙門天の前に
書籍やCDなどを寄付できるブースが出ます。
今年も何かお役にたてればと思います。

金曜の夜、神楽坂を舞台にしたドラマも始まり
街はより一層活気づいています。
毎日通っている神楽坂が映るのを見ると
神楽ジェンヌの私はうきうき♪
(神楽ジェンヌと呼ばれるには年齢制限がある?(笑))

https://www.tv-asahi.co.jp/shippo/

  
ぶらりと神楽坂を散歩するたび
風景が変わっていて驚きます。
新しいお店がオープンしていたり
看板や外観が変わっていたり
もう10年以上神楽坂に縁がありますが
新陳代謝が繰り返され、繰り返され
街はいつも新しく生まれ変わっています。

街自体がまるで細胞分裂を繰り返しながら生きている
一つの生命体のようです。

その中で呼吸している私も街の細胞のひとつ。
共に呼吸し、エネルギーを交換しながら生きている。
街が私を育てている、私が街を育てている。

多くの人を常に引き寄せる街の魅力もありますが、
これだけ人を引き寄せ、街も常に生まれ変われるのは
磁場そのものの大きな力もあるようです。

新しく生まれるためには、
生まれ変わるためには力が要る、
今までの自分を壊す力、生み出す力、
その力を大きくするために、
いろんな人やいろんなことから力をいただく。

この街は私に力を与えてくれる。
今日も街への感謝をこめて
石畳の坂を上がる

11月の始まりの今夜の空気はひんやり、
でも街はとても暖かい。

神楽坂でいただく熱燗でより暖かく(笑)



 
 
 
 
 
 
 
 

先週、貴重なご縁をいただき
大相撲秋場所の観戦の機会をいただきました。

国技なのに相撲はなかなか意識が向かず
全くの素人の私、どんな世界が目に映るのかわくわく♪
両国駅の改札を出るとそこはもう相撲一色、
壁に掛けられた等身大の横綱達に見下ろされ圧巻。

相撲の歴史は古墳時代に遡り、出土品に描かれているそうです。
奈良時代に礼儀作法が制定され、
平安時代には天皇がご覧になる公式行事になりました。
鎌倉時代には源頼朝が相撲を奨励し、
室町時代には将軍や大名達も観戦を楽しむようになったそうです。
織田信長によりそれまではなかった土俵が考案され(なかったんだ!)
江戸時代には寺社の建立や修繕の資金集めのために
 勧進相撲が行われ、職業としての大相撲が確立しました。
地方にも相撲興行が行われ、国民的娯楽になっていきました。

歌舞伎や浄瑠璃など、大衆的娯楽はありましたが
年に何度も見れるものではなかったものでもあり、
勝つか負けるかの勝負のハラハラドキドキ感は
いにしえの人たちの心を鷲掴みしたことでしょう。
 
想像以上に大きくてびっくり!!国技館の内部。
階段状の席は天井の高さまで、収容人数は11098人。
千秋楽3日前の本日は満員御礼。

土俵の屋根は天井から吊られている“吊り屋根”
古事記には神事としての記載があり
伊勢神宮と同じ神明造りになっています。
柱が4本ありましたが観戦の邪魔になるので
柱を取っ払い屋根を吊ることになったそうです。

屋根にかかる紫の幕は“水引幕”と言い
熱戦で熱くなった土俵を冷やす水の意味。
水引幕の四方に下がる赤、青、白、黒の4房は
天の四獣、朱雀、青龍、白虎、玄武を現しています。
屋根は天、土俵は地を意味し、
五穀豊穣の祈りを込めているそうです。
 
席はいくつか種類があり
土俵周りの溜席(たまり席)という座布団席、
別名、砂かぶり席。力士が落ちてきたら被害もかぶります。。
その上が升席(ます席)、4枚の座布団分で1升に仕切られています。
その上の2階席が椅子席になり、最上席は当日券の自由席になっています。
今日は椅子席の後ろで立ち見客も多かったです。

私たちは升席に3名で座りました。
4名だと足を少し崩すくらいしかできなくて窮屈ですが
3名で使用だったので順番に足を延ばせました(笑)
升席は飲食自由で、それぞれ担当のお茶屋さんが付いていて
着物に袴姿で時々注文を取りに来てくださいます。
手提げ袋に枝豆、焼き鳥、焼売、幕の内弁当、みかんまで
どっさり食べ物が入っていてすごいサービス!
(この3袋で座布団一枚分占領。。)
朝8時から取り組みが始まり一日飲食して楽しめますが
知人たちは1時から観戦、私は3時から楽しみました。

力士の土俵入り。
土俵は思ったより小さく、力士の皆さんは思ったより大きい!
立ち合いは迫力満点で、観客のどよめきや拍手が一斉に響き
ほろ酔いもあって、この一体感が心地よく
時間はあっという間に過ぎます。
とにかく楽しいのなんの♪
いにしえの人たちもこんな風に無邪気に楽しんでいたことでしょう。

立ち合い前に協賛の企業や団体の紹介があります。
懸賞金は一社62000円。
勝った力士に授与されますが
力士が受け取るのは30000円ということです。

横綱、稀勢の里の土俵入り。
知人たちは飲みすぎて途中で寝てるし(^_^.)
いよいよ注目の立ち合いなので、起こすのに苦労(笑)

注目の白鵬と稀勢の里の立ち合い。
息を飲む観客の緊張も半端ない。
勝負が決まった瞬間は世界が一瞬止まりました。
今日は白鵬の勝利!

興奮冷めやらずの内に、観客がどんどん出ていきます。
電車が混むので早く会場を出たいのかしら。。
余韻を楽しむ間もなく、土俵もさくさくとシートがかけられます。
早く出てください、という追い出され感はありますが(笑)
終わった勝負には執着しない、ということですね。

升席にはお土産が付くと聞いていましたが
ビックリ仰天!あんみつ、クッキー、あられ、等等
まさかの有田焼の夫婦茶碗まで~!!

お土産もドスコイ横綱級でした!

酔っぱらっていた知人に翌日聞いたら
案の定ほとんど記憶にないと。。
昔もこういう人たち絶対いたよね(笑)





















遅めの夏休みをいただいて
山と清流の里、群馬県四万温泉(しまおんせん)へ。
上野から特急で約2時間で中之条へ、
中之条から四万温泉行のバスに揺られ終点まで約40分。

中之条駅前のバス乗り場と、四万温泉のバス亭にある
謎の木彫りの動物の案内板。。
調べましたらカモシカだそうです。

野生動物も生息する自然豊かな四万温泉までの道中は
山の緑が眩しい中にも、もう秋が始まっていて
咲き乱れるピンク色のコスモス、
赤いサルビア、稲穂の黄色、
そして四万ブルーと言われる四万湖の青、
 色とりどりの美しい光景が私たちを迎えてくれました。
 
残暑を逃れて涼を求めて、のはずが
気温が下がり中之条ですでに肌寒く、
初秋の旅となりました。
 
宿泊先は以前から泊まりたかった積善館。
積善館(せきぜんかん)は映画:千と千尋の神隠しの
湯屋のモデルにもなった古い温泉宿です。

どれだけ古いかと言いますと、開業が元禄4年。
何度かの改築をされましたが湯宿建築としては日本最古。
県の重要文化財や近代遺産、
国の登録文化財などに指定されています。
湯元でもあり、温泉は源泉かけ流しです。

今も昔も変わらない清流四万川のせせらぎも心地よく、
日常を離れるだけでなく、今何時代だっけ?
と平成の世を忘れるくらいのタイムトリップ感に
心も体もくつろぎます。

本館は湯治場の風情を色濃く残す部屋ですが、
今回はこちらも文化財指定の昭和11年に建てられた山荘に宿泊。
桃山様式を取り入れたしつらえ、大正モダンな風情に
心身も明治、江戸時代までトリップ。
旅行のリフレッシュ、リラックス効果は
日常と空間的に距離を置くことにありますが、
空間的距離だけでなく時空的にも飛んだ感じで
この上ないリラックス、くつろぎを感じました!
今は江戸時代で、時計もなく何もしなくて良い私!という解放感!





窓の外は全面緑の木々。
電化製品は空気清浄器もあり、アメニティを含め最新の物でした。
2名宿泊の場合、色違いのハブラシの配慮は
最近宿泊施設で定番になりつつありますが、
なんと、バスタオルも色違い、
フェイスタオルの刺繍まで色違いという配慮!
タビックスもありがたいです。

四万の温泉水は飲むことができます。
胃腸に良い温泉の日本3大温泉の一つでもあります。
冷蔵庫に温泉水のボトルが冷やしてあり、
お酒を飲みすぎても安心(笑)
嬉しい配慮がいろいろあって感激です。

部屋で寝っころがってウトウトくつろいだ後、
16時から社長自らによる積善館歴史ツアーがあり参加しました。
明治時代の写真や、湯治場とは、温泉の役目とは何か、
館内の案内、説明もありとても興味深かったです。

古い写真には人力車で到着する人や、
たくさんの荷物を持って歩いて来た人、
病気を患った母親らしき人をおんぶして到着した人も映っていました。
昔は中之条から山を歩いて登ること一日がかり。。
病院もほとんどない、薬もない時代、
温泉は治療の目的で使われていました。

長患いの母が温泉の力で治りますよう、
祈りを込めて母を背負って一歩一歩山道を登る。
息子さんらしきその人は、お袋!着いたよ!ここで元気になれるよ、
と言わんばかりに満面の笑みで映っていました。

昔は廊下が部屋の外側に一周して造られ、
部屋は続きで並び仕切りは襖でした。
明り取りのためにそのような造りが普通でした。
(照明器具ができたので部屋の間に廊下が造られるようになったそうです)
湯治客は外廊下に七輪を置き、食事を作っていたそうです。
長期間一緒に生活する中で、おかずを交換したり、話も弾み
がんばって元気になろうね、など励まし合っていたことでしょう。

草津温泉の仕上げ湯としての役割や
(草津温泉は強酸性の泉質で病は治っても肌が荒れるそうで
その後弱酸性の四万温泉で皮膚を癒すという意味で
仕上げの湯と言うそうです)

越後に続く宿場町の近くでもあり人の往来もさかんで
湯治客に食材や日用品を売りに来たり、
四万温泉は活気があったということです。

今は温泉は観光目的となりがちですが
本来の湯治という目的を今一度思っていただきながら
温泉に浸かっていただくと、温泉は生きていますので
本来の力をより発揮してくれると思います、
という社長さんの言葉を思い描きながら、
露天風呂や元禄の湯(写真:yahoo画像)に身を浸すと
温泉にすっぽり包まれてお湯と心が通じ合った感覚で、
気持ち良さが倍層でした。
お肌がつるつるつやつやで効能もアップしました(笑)

大正ロマン溢れる元禄の湯は、朝に入るのがオススメということで
朝日が差し込み美しくきらめく湯に入りました。
いにしえの人達の治癒への祈りに思いを馳せながら、
清浄な空気に包まれ、身も心も浄化されました。

夕食の和の懐石料理はどれも絶品で、朝食もおいしい♪
チェックアウトが11時というのもゆっくりできて嬉しい。
バスの本数は少ないので、本館の喫茶室で
時間まで過ごそうかと思ってましたら
フロントの方が、喫茶室は11:30開店ですので
お待ちいただくことになり申し訳ございません。。
もしよろしければ、ラウンジでお休みください、
コーヒーでしたら召し上っていただけますと!

夕食のみに使用されるラウンジを
私たちのためだけにカフェとしてご提供くださるなんて。。
細やかなお心遣いに感謝感激!でした(T_T)

ラウンジからの素敵な緑の景色を一人占めさせていただけるとは。。
温泉も入るたびにタイミングよく貸切状態になりゆったり♪
スタッフの方も丁寧なゆったりしたご対応で心からくつろげました。
素敵な時間をどうもありがとうございました。

積善館は本館、山荘、佳松亭と3棟が高台に建っており
エレベータを乗り換えて渡り廊下を渡って
温泉やラウンジ、朝食の広間に行く度、
3棟を移動することになります。

普段からウルトラ方向音痴の私。。
案の定、全く覚えれず。。
新たな伝説を作ってしまいました(-"-)

もし私が迷子になって戻って来なかったら、
神隠しに遭ったということで
 
千と一緒に湯屋で働きます(笑)

















ボディートークのセッションを受けていただいた後、
超多忙でストレスフルな方が,
時間を見つけて美術館やギャラリーに行くようになり
静かな、自分を見つめる時間ができてストレスが減りました。
レイトショーを見に行くようになりリフレッシュできるようになりました、等
多忙な毎日の中に感性や感覚を刺激し心を満たしていくように、
治癒力がバランスの発現をしていくことも多いです。

私も時折り感性を満たしたくなる時があり
突然思い立ち汐留ミュージアムに向かいました。
 
陶芸家、というより表現者である河井寛次朗。
没後50年の展示会。
私が京都に居た20代の頃から私の感性を刺激してくれる人で
京都五条にある河井寛次朗記念館(旧宅)は理想の住まい、
このような生活をしたいという想いを持たせてくれました。

明治23年島根県に生まれ
中学の頃から陶芸家を目指し
現・東京工業大学、窯業科に入り、
卒業後は京都の陶芸試験場で技手として研鑽を積み
京都市五条坂に住居と工房を構えました。
 
身に付けてきた高度な技術を駆使した作品から、
親友の濱田庄司や柳宋悦らと出会い民藝運動を推進、
暮しの中の美・実用の美を追求する作品に変遷していきます。
「暮しが仕事、仕事が暮し」
後には内側から湧き出る独創性溢れる作品造りに向かいます。

世界でも作品は受賞作に選ばれましたが、
河井氏はすべて辞退し、
賞を授かるとしたら私ではなく作品に与えられるべきと。
その謙虚なお人柄は多くの人に愛されました。

表現法は陶器に留まらず木彫や陶板、
絵画や書、家具のデザインの他
数々の文章も生み出しています。

  ≪手考足思≫文中より抜粋
  私は木の中にいる石の中にいる、
  鉄や真鍮の中にもいる
  人の中にもいる
  一度も見たことのない私がたくさんいる
  始終こんな私は出してくれとせがむ
  私はそれを掘り出したい、出してやりたい

  私はどんなものの中にもいる
  立ち止まってその声をきく
  こんなものの中にもいたのか
  あんなものの中にもいたのか
  あなたは私のしたい事をしてくれた
  あなたはあなたでありながら、
  それでそのまま私であった

  あなたはいったい誰ですか
  そういう私も誰でしょう
  道ですれちがったあなたと私

  あれはあれで、あれ
  これはこれで、これ
  言葉なんかはしぼりかす

  あれは何ですか、あれはあれです、あなたのあれです
  あれはこうだと言ったなら
  それは私のものであなたのものではなくなる

  過去が咲いている今、
  未来の蕾で一杯な今
 
河井氏の作品はどれもが私の足を止め
吸い込まれるように目を奪われる。
ひとつひとつと言葉にならない対話が始める。

私はあなた、あなたは私
まだ見ぬ私が作品を通して私を見ている
作品のひとつひとつが私のひとつひとつ
誰彼がひとつになった空間と瞬間
そこにはただ「今」があるだけ

会場を出るとそこは車も人も足早に行きかう喧騒のオフィス街。
心にたくさんの花が咲いたような満ち足りた想いの中に
何かと、誰かとの別れを惜しむような
寂しさも感じた夏の終わりの夕暮れでした。

(河井寛次郎展は9月16日まで開催中です)

河井寛次朗記念館
http://www.kanjiro.jp/
日本民藝館
http://www.mingeikan.or.jp/













 
 
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