こころとからだのナビゲーター〜 BodyTalk、心理カウンセリング、占星術〜                                              みやびの道・・人生という道をゆく・・・
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先日、未来医療研究会がシリーズで主催されている
“医心方”勉強会に参加してきました。

医心方とは日本最古の医学書と言われ、現在は国宝になっています。
9世紀までに渡来した中国の文献200巻余りの中から
丹波介丹波宿祢康頼という宮中医師の鍼博士が30巻に選びまとめて
天皇に984年に献上。以後門外不出の秘本に。

その後1554年に天皇が半井家に下賜、
その後江戸幕府が修復補填し1860年に刊行されました。

平安期に書かれた最初のこの30巻の巻物を
現代語に訳された方が槇佐知子さんで、
槙先生の直々の講義ということで足を運ばせていただきました。
80歳過ぎておられるとは思えない若々しさと
穏やかなお人柄で、和やかな時間が流れました。

文字の解読に加え、歴史や民俗学など
多くの研究を要されたとのこと、
ライフワークとして人生をこのお仕事にささげ、
完成に至る道のりは並大抵のものではなかったはずです。

市井の学者に対しては助成金もさほどなかったとのことで、
着物を売っては資料本を購入されていたとか。
誰に評価されるでもなく、世間の注目を浴びるわけでもなく
収入につながるわけでもない作業。

ただただ、古代の知恵を残したいという
使命感に燃えて、自分にしかできない役割とご自分を奮起させて、
その一心でどんな困難も乗り越えれたと。
にっこり微笑まれておっしゃるお姿は、
柔和な中に凛とした中心があってとても素敵でした。
そのような生き方は私たちに多くのことを感じさせてくださいます。

古代から、いつの時代の人も
健やかな心を持って生きていたいと、
そのために健やかな体でありたいと願っていたのは
現代の私たちと同じです。

古代は平均寿命も短く、
いつどんな形で死が訪れるか
明日生きているかわからないという人生は
現代の私たちの人生観では計り知れないものがあります。

そのための知恵を、健康への想いを後世に伝えることは
人間が持つ生への想い、願い、祈りを伝えることかもしれません。
その時代に生きた人の生への祈りの想いを受け継ぎ、
私たちの時代でまた増幅し
未来の人たちに想いと祈りを継いでいく。

私もボディートークやカウンセリングを通して
皆様の心身の健康のためのお手伝いをさせていただきながら
微力ながらその想いを深め、祈りを増幅する一端であれたらと、
いにしえに思いを馳せた一日でした。

仙人道という巻もあり、呪術的な内容も。
美人になる処方や、好きな人と両想いになる処方などもあり、
いつの世も人の心は普遍ですね。

(医心方についての詳細)
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8C%BB%E5%BF%83%E6%96%B9
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