こころとからだのナビゲーター〜 BodyTalk、心理カウンセリング、占星術〜                                              みやびの道・・人生という道をゆく・・・
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梅雨明けの後のいきなりの猛暑の中、
名古屋と北陸でセッションや冠婚葬祭があり
駆け足で巡ってまいりました。

東海道新幹線で行き、北陸新幹線で帰るルートで
JRの窓口の方のお奨めで購入した切符は
乗車券が東京都区内から東京都区内まで!
 
こういうのありなんですね!なんだか使うのが楽しくて♪
途中下車の度に駅員さんがこの切符を見て、
こういうのありなんですねー!、
と驚く顔を見るのがまた楽しい旅でした(笑)

途中下車して2時間の時間、
富山のいにしえを訪ねてみました。
富山と言えば薬の都、
越中富山の薬売りは300年の歴史があります。
 
まずはタクシーで広貫堂資料館へ。
16世紀から17世紀に薬種商や丸薬、散薬製造業があり
加賀藩から分藩した富山藩は経済基盤を作るため
製薬、売薬商を産業として奨励しました。
藩主・前田正甫が薬に興味を持ち研究し、
富山では最も有名な反魂丹(はんごんたん)を開発します。

その折に、1690年に“江戸城腹痛事件”が起きます。
江戸城で激しい腹痛を起こした三春藩主の秋田輝季に
正甫が反魂丹を服用させたところ、腹痛が驚異的に回復したそうです。
反魂丹とは、まさに魂が体から出てしまって
生死をさまよう状態から魂を体に戻す、という意味だそうです。
この状況を目の当たりにし驚いた諸国の大名が
ぜひうちの藩にも!と富山売薬の行商をお願いしたことで
売薬産業発展につながっていったということです。
 
広貫堂ではいにしえの行商人の人形が迎えてくれました。
300年の歴史をミニシアターで知ることができます。
サービスの生薬の栄養ドリンクがありがたかったです。
暑さで疲れた体の回復に効きました!

昔懐かしい薬のパッケージや紙風船。
昔のままのパッケージのいろんな種類の生薬配合の薬が服用数回分、300円くらいで購入できます。

富山は霊山立山連峰の水の恵みを授かる
自然豊かな土地でもあります。
新鮮な野菜を使った薬膳料理も発達しています。
広貫堂のカフェは富山駅近隣の商業ビルなどにあります。

続いては徒歩で10分くらい、
中心街に戻り池田屋商店へ。

こちらは頭痛歯痛に効くケロリンが有名です。
現在は内外製薬会社となっています

ケロリンと言えばこの洗面器、
昔は銭湯に置いてありましたね。
それだけ富山の薬は全国区だったのですね。

池田屋商店では丸薬の造り方の実演もあります。
こちらは2階で薬膳料理がいただけます。

見た目も涼しげな豆腐とレンコン。
夏の火照った体を冷やし活力を備えて
夏を過ごせるよう、季節に合わせたメニューです。

赤米の蒸しおこわと山菜、
朝鮮人参など入った汁椀などなど。
食べるほどに元気になりました!

そもそもは食が養生。
食材の中でも生薬と言われるものを
心身のバランスに用いてきました。
より安定供給を図り、確実に薬効を高めるために
研究、技術の発展とともに薬剤が製造されてきました。

越中の薬は、“先行後利”方式、
数種類の薬を家に置いておき、使った分を後で精算する方式。
何より症状を緩和させることが優先、という理念です。

富山藩2代藩主の正甫の訓示に
「用を先にし利を後にし、医療の仁恵に浴びせざる
寒村僻地にまで広く救療の志を貫通せよ。」とあります。

この“救療”の志はいにしえの人の想いとともに
西洋医学、東洋医学、代替医療などの枠を超えて
どんなに医学、科学が進歩しても
人様の健康に携わるすべての人々が、
忘れないでいてほしいと願います。

池田屋商店からは路面電車、
セントラム(市内環状線)で富山駅へ。

乗車してビックリ!
このレトロモダンなデザインは私好み
もしやと調べましたら、大好きな水戸岡氏のデザインでした!



椅子の前に面積が広がるテーブルが!
(写真は閉じた状態、左右に広げられます)
学生さん達が教科書を広げて勉強していました。

薬都富山の2時間の途中下車の旅。
締めくくりは古きよきものと新しいよきものの融合。
夏の日差しを背中に受けながら北陸新幹線に乗り込みました。

越後、信州を越え上州、江戸へ、今は約2時間半で着く時代。
命を救う薬を運んだ人々の想いと苦労と、
そして使命を果たす喜びに思いを馳せる。

いにしえの人々も見上げたであろう
真っ白な入道雲が目にまぶしい。




















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