こころとからだのナビゲーター〜 BodyTalk、心理カウンセリング、占星術〜                                              みやびの道・・人生という道をゆく・・・
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長い年月、新陰流という剣術の世界に身を置いておりますが、
師範から教わった体の動きを深める稽古、
伝書を紐解いたりという文献での探求の他にも
いろんな視点での探求で、より新陰流を深めれるかと思い
能楽の世界にも触れ、剣術と同じ言葉を使う
拍子、間合いの意味を考えたりしています。

伝書には禅の用語も多く使われていて
剣を扱う、相手と向き合う心持ちを伝えていますが
禅の世界も深めなければなかなか真髄には触れられないですね。

そもそも武士はどんな精神性で生きていたのか。。
いろんな文献が残っていて頭では理解はできますが。。
タイムトリップして戦国時代に行かなければ
本当の武士の人間性、精神は肌では感じられないですよね。
現代に生きる武士がいたらお会いしてみたいものです。。

というようなことを思っていましたら、
お世話になっている群馬県沼田市の知人が、
なんと!徳川将軍家の血を引く松平家の末裔の方に
松平家の一流の教え、という内容の講演をお願いしたので
きっとご興味おありかと思って、
とお誘いのお声をかけてくださいました。
はい、その通りです!(笑)
興味ありありです、感謝感激です!
沼田でもどこでも飛んで行きます~
 
将軍家の格式の高い武士のDNAをお持ちの方に、
世が世ならお姫様の方に実際にお会いできるなんて!
私の中では武士のオーラに触れられる機会ということで
心が歓喜に満ちました。

松平洋史子(よしこ)さんは
水戸徳川家の流れの高松藩主の松平頼聡氏と
井伊直弼の娘、弥千代姫との子供が祖父にあたる方です。

昭和女子大学の学長であった祖母のまとめた
松平家に代々伝わる生き方教本を受け継ぎ
全国で講演されたり書籍も出版されている方です。

幸運なことにランチもご一緒にとお声かけくださり感激!
すごく緊張してご挨拶させていただきましたが、
あらっ。。気さくで楽しい方で♡でびっくりしました。
お陰様でこちらもリラックスして楽しく過ごさせていただけました。
 
でも、最初に私を見られた目がすごい眼力で
一瞥で私のすべてを見抜かれた感じで、ドキッとしました(*_*;
気楽にお話されている中にも、全体にも神経を行きわたらされていて
誰かが席を立つと、何を目的で立ったのか等まで全部お見通しな感じでした。
いわゆる、“隙がない”お方でした。

 この日は黒のワンピースをお召しでしたが
砕けたお話をされていても品格が在り、堂々とした佇まい。
私などにも気さくに話しかけてくださり
 お気を遣ってくださり、とても謙虚な方でした。
新陰流にもご興味をお持ちくださったり、好奇心も旺盛!

 現代の女性でこれだけの意識の使い方をされるなんて、
昔の武士は想像をはるかに超えた意識の使い手だったことでしょう。。

ご講演を拝聴し、どのようにこの存在感、精神性が養われたのか納得しました。
5歳の時から、雑巾を丹田で絞りなさいと言われ、
心眼と丹田で長い廊下をまっすぐ雑巾がけしなさいと躾られたそうです。

丹田が何かわからないけれど、
「ハッ!」とお腹に力を入れて絞ると雑巾がしっかり絞れて、
心眼が何かわからないけど試行錯誤するうち
長い廊下を床を見たまままっすぐ拭けるようになったということです。
心眼、丹田を体の感覚から日々養ってこられたのですね。
子供にとってはとても厳しい躾で
相当な無理難題だったことでしょう。

靴を揃えるのも、夜中何かあって逃げるときに
すぐに靴が履けるように、というように教えられたそうです。
今は敵の夜襲はない時代ですが、災害の時には命を守れます。
躾はすべてこのような意味も含めての教育だったということです。

ご講演のお話も楽しく、丹田から発せられる張りのあるお声は
心の隅々までに響き渡り、時には心を優しく揺らし
目頭を熱くさせるシーンもありました。

受付に並んでいた書籍の中で
真っ先に手に取ったのは、女性向けの松平家のおもてなし術の本ではなく
こちらでした(笑)
≪一流の男になる、松平家の教え≫
 
武家社会の規範となるような人間になるには、
という松平家の教えです。

常に備え、すべてに気を配り、
隙を見せない全身一心のふるまい。

一流の男はむやみに刀を抜かない。
抜くときはどう刀を収めるか知っている。
刀をどう構えるかよりも、心をどう構えるか。

人のミスを咎めず、恥をかかせない。
人の考えは否定しない、しかし
大義や人の道に反する言動に対しては
自分の意見をきちんと伝える。

心を整えるには心の型を覚える。
感情に振り回されたり巻き込まれないよう
丹田に気を下ろし間を置く。
どんな時でも穏やかな笑顔で
自分の心を制する術を持つこと。

自分以外の何か、誰かのためにことを成し遂げる
これが覚悟するということ。

しなやかな強さと深い優しさ
周囲から信頼され愛される、
決めたことをやり遂げ
自分や人の人生を充足させることができる人が一流。

等々、簡潔明瞭でかつ深い松平家の教えは
いつの時代でも高い精神性に導いてくれるものです。

高い精神性を持つために
心眼と丹田を日々意識して鍛えること。
この日々の鍛練こそが自分を高める道ということですね。

松平先生にお会いしてから、
武士の在り方が具体的にイメージできました。
百聞は一見にしかず!ですね。
そのように在る人に実際にお会いできたのは
一期一会の貴重な機会でした。

稽古では竹刀を構えるときの心構えが変わりました。
禅の用語の意味が体感でわかりつつあるように感じます。

道場の掃除はモップ掛けでなく
雑巾掛けしたくなりました!(#^.^#)

貴重なご縁をいただき心より感謝いたします<(_ _)>












 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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