こころとからだのナビゲーター〜 BodyTalk、心理カウンセリング、占星術〜                                              みやびの道・・人生という道をゆく・・・
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新陰流には軸という概念があります。
体の中心線のことを言う、人中路を中心軸として
右肩、左肩それぞれの付け根あたりから膝の中心を通る右軸、左軸。
身体には合わせて3つの軸があります。

軸を立てるという表現を使います。

新陰流の運動体系には
スポーツのような重力に反発して行う
地面を蹴る、体をひねるという動きがありません。

常に軸を真っ直ぐ立てて動きます。

右軸を立てて斬っても、左軸を立てて斬っても
常に中心軸は内在して立っています。

相手の軸に自分の軸を瞬時に合わせ
軸の移動によって生まれる身勢と太刀筋によって
相手の軸を崩します。

相手の動きに応じるには
まず、自分の軸が立っていなければなりません。
正確な斬りも出せませんし
相手の動きも正確に見極めれず
相手との関係も正確に築けません。

この軸を立てた身の置き方は
人間関係、仕事、恋愛、社会、この世界・・・
自分を取り巻くすべての世界との関わりの基本。

まず自分の中に
真っ直ぐな、決してぶれない
軸を創っていくこと
そしてその軸を中心に生きていくこと
どんな世界に身を置こうとも。

軸の存在に目覚めること
軸を創るプロセス
軸を立てて生きること
それはときには曲がりくねった細い道や
崖っぷちを行くこともあるでしょう
でも、そのすべてがみやびの道・・・




上村 松園

松園の描く女性は昔から憧れで
でも、詳しいことは知らなかったのですが
このたび近代美術館で展示があり
松園その人の生き様を
深く知るところとなりました。

幼いころから絵を始め74歳までの人生の間
ただひとつの道を探求し
伝統を継承し、残していくという使命に目覚め
周囲の批判に反発するのではなく、内省の糧とし
近代化の波が怒涛のように押し寄せても
その軸はピクリともぶれなかった。
ひたむきに、静かな情熱を持ち
真っ直ぐに生きた松園。

描かれた美しい女性は
凛として、真っ直ぐに中心の軸が立っている。
松園の生き様を生きている。

それは香り立つみやびやかな品格そのもの

その静寂なまなざしは
松園そのものの目。


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美術館へは
手染めの黒に惚れてあつらえた紬で。
松園の絵の女性のような
しなやかな所作を身につけたいものです

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